2008年3月21日金曜日

ラフマニノフ自作自演

ラフマニノフ:自作自演~ピアノ協奏曲第2番&第3番 |ラフマニノフ(セルゲイ)

ラフマニノフ:自作自演~ピアノ協奏曲第2番&第3番ラフマニノフ:自作自演~ピアノ協奏曲第2番&第3番
ラフマニノフ(セルゲイ)
BMG JAPAN
発売日 2007-11-07






自分の好きな演奏を
2008-03-08 amazon評

かつてリストがピアノの名手だったという話は残っているが、実際の演奏を聴いた人はこの世にはいない。しかしラフマニノフの時代になると、このCDのように録音が残っているため現代の人も聴くことができる。

録音の質は悪いが、やはりラフマニノフはうまい。しかし現代には作曲者よりも美しく情熱的に弾く演奏家が出てきているのは確かである。必ずしもラフマニノフの演奏を正とするのではなく、自分の好きな演奏を見つけていけばよいのではないだろうか。

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ラフマニノフの演奏についてはとかく言われることが多いが、その余分なものを削ぎ落とした演奏は意図的な作曲者の意志を感じる。より余情的に感情豊かに弾こうと思えば弾けたであろうピアノの名手ラフマニノフが、あえて余分な感情を削ぎ落としたかくあるべきと言う演奏である。

感情を吐露する下品な演奏が多い中、ラフマニノフ自信のその演奏は特別な位置づけにあると言ってもよいだろう。



ラフマニノフ自作自演集~交響曲第3番&ヴォカリーズ |ラフマニノフ(セルゲイ)

ラフマニノフ自作自演集~交響曲第3番&ヴォカリーズラフマニノフ自作自演集~交響曲第3番&ヴォカリーズ
ラフマニノフ(セルゲイ)
BMG JAPAN
発売日 2003-04-23



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ラフマニノフ:自作自演集 |ラフマニノフ(セルゲイ)

ラフマニノフ:自作自演集ラフマニノフ:自作自演集
ラフマニノフ(セルゲイ)
ポリドール
発売日 1995-11-25




正直、微妙・・・ 2006-10-25 amazon評

なにが微妙かというと、自動ピアノに演奏させてしまったことにつきます。
ノイズが入っててもモノラルでもいいから実際に弾いてもらわないと話にななりません。

そもそもラフマニノフの演奏の一番の良い所というのは、あの冷徹な演奏のなかでどんな離れた音でも爆発的な音量を出すというギャップをもたせるその演奏能力であって、これを自動ピアノに演奏させてしまってもあの爆発的な音量を完璧にトレースできないわけで、かなり演奏として半減しているといわざるを得ません。

そしてどうしても感じてしまうあの機械的な演奏。音楽にあんな機械的なものを取り入れても正直あまり納得のいかないところがあります。

…と上で容赦のないほど批判しましたが、それでもラフマニノフの演奏を不完全ながらもトレースしているというのはたしかで、実際そのようなところも垣間見れますし、曲自体としてはとてもいいわけで、ラフマニノフの演奏としては評価は上記の様になりますが、一般のクラシックCDとしてみればそんなに評価が低いとはいえません。

幻想小品集や愛の喜び、愛の悲しみはなかなかよく仕上がっていると思いますし、買ってみてもよいと思います。


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ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番,第3番(ラフマニノフ自作自演)(1929,1939,1940)


ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番,第3番(ラフマニノフ自作自演)(1929,1939,1940)

Naxos Historical
発売日 1999-06-01


やはりラフマニノフはうまい 2008-03-08 amazon評


元々BMGビクターから発売されていた「RACHMANINOFF PLAYS RACHMANINOFF」を持っていました。これは本CDと同じ音源ですが、ピアノの音がぼやけてしまっていて、肝心のラフマニノフのピアノがはっきり聞き取れないものでした。このNAXOS盤は雑音は 多いですがピアノの音は聞き取りやすいです。

これを聴いて思ったのは、やはりラフマニノフはうまいということでした。気の利いた言葉で説明できないのですが、とにかくうまかった!!ブラボー。

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